The Man

疋田 万理
Mar 8, 2020

1989年 12月生まれ。性別は、女。

Taylor Swiftと同じだ。

彼女の最新曲 The Manでは、「もしも自分が男性だったら、もっと活躍や成功することが愛され、強気な態度でも受け入れられたんじゃないか」と歌っている。

どんなにたくさんの異性と付き合ったり浮気しても周りに引かれず、職場で涙を流しても「情熱的」と言われる。車を何台買っても「成功しててすごい」と思われ、何を着ても「男を売って仕事を持ってきてる」とは言われない。

女性は、

たくさんの異性と恋愛関係にあったり、職場で涙を流すと「女だからしょうがない」と甘く見られる。ブランド品をたくさん持っていると、「誰に買ってもらったの」と聞かれる。肌の露出が多いと、「女を売ってるのではないか」と、冷ややかな目で見られる。

かといって、化粧をしていないと「女を捨ててる」と言われる。

私は正解がわからないまま、30歳まで生きていた。

会社内のSlackには、私の服装に関して男性が話し合うチャンネルがあった(らしい)。ボディラインが少しでも出ないように、ユニクロのメンズの上下の服を着たりした。「強すぎるからごめん」と男性幹事に指摘され、合コンでは一切モテなかった。登壇したTEDxの動画には胸に関するコメントばかりがついた。男性の上司に温泉に誘われた。それを知った女性社員には「女を売ってる」と陰口された。上級執行役員という名刺を渡しても、初対面の相手は常に、隣に座る男性社員の話により耳を傾けた。

私は男に生まれたかった。

キャリアアップを目指していく上で、世界はどんどん男性しかいない環境になっていく。

男性だったら、変な雰囲気になる心配もなく、朝まで飲んで上司と心底打ち解けられたかもしれない。男性だったら、同性の同僚に嫌われることも防げたかもしれない。男性だったら、いちいち「女性」起業家と、性別を付けられた呼び方をされなかったかもしれない。

正直、こんなブログを書く予定はなかった。

起業したての私にとって、自分の事業以外の意見を発信することにメリットはないし、また冷ややかな目で見られる可能性も高い。

ただ昨日今日、自分の会社の採用で複数人と面接をして、考えが変わった。たまたま女性の候補者の割合が多く、いろんな話をした。

驚いたことに多くの女性たちが

「友達には『別にそんなに頑張らなくても、いつか結婚すればいい』と言われて、なんか違和感を感じていて…」とか「自分の意見を持つことを周りから煙たがられて…」と教えてくれた。

20代前半の子達でも、女性同士でこう話しているんだなということにびっくりした。

だから、このブログは、今女性としてどう生きていったらいいか迷っている人たち全員への手紙だと思って書いてる。

岡田晃奈さん撮影

一生懸命働くことは、最高にかっこいいから負けないで

職場で泣けてくるぐらい、気持ちを込めて仕事ができるのは幸せ

あなたを最大限表現できる洋服を着て、鏡に映る自分を好きでいてほしい

自分の価値を理解してもらおうとしなくても、仕事の結果があなたの努力を語ってくれるから大丈夫

頑張るあなたを好きになってくれる人とだけ、お付き合いしよう

あなたの一言が、たった一つのアクションが、周りの女性の社会進出や自立への背中押しになるかもしれない

私たちが頑張ってリーダーを1人でも増やせたら、今の子どもたちは同じ思いをしなくて済むかもしれない

だから、明日も芯を持って生きていこうね

私はDeNAの南場さんや、Wantedlyの仲さんが大好きだ。彼女たちを見て、どれだけ強くなれたか。語らずに結果で見せるところ。性別なんて超越した存在。彼女たちを「女性経営者」なんて括りで呼ぶことはないと思う。

私は、あたりまえにフェミニストだ。

そして彼女たちも、あたりまえにフェミニストなんじゃないか、と思う。

だって男女どちらでも、平等に仕事をしているはずだから。

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